メタルソー切断機のフォーカスについていろいろ
- カテゴリー : 工場の機械工具他
高速精密丸鋸切断機
- メーカー:コーキ
- 機種:P-50(フォーカス)
- 使用鋸刃:280~315mm
- 重量:230k
- その他:クーラント・角度切断・2段変速
材料の切断作業は、切断の精度がよいのでほとんどこのメタルソー切断機で行い、サイズが大きいものだけバンドソーで切断しております。
以前は405サイズの高速切断機も使用しておりましたが、焼けと精度と粉塵と騒音と火花で使用を中止しております。
【インバーターの取付】
2極モータの2段変速の切断機をさらに低速回転にするために、富士電機のインバータを取付て無段変速にしています。インバーターは回転数の変更の他に設定回転数(周波数)までの加速時間(減速時間)の設定やHz表示から回転数表示などもできるので、他の機械にも取り付けています。
(インバーター取付時はクーラントポンプも無段変速にならないように注意して配線)
実際のところステンレス、鉄、アルミの切断でもともと2段変速なので、特に回転数の変更は必要ないようです。
【ピッチ5のメタルソーの取付】
メタルソーはピッチ6と4を材料の厚さによって使い分けてきました。しかしながら数個の切断で交換しなければならない場合もあり、新たに中間のピッチ5のメタルソーを取り付けたところ、ほぼ交換なしにスムーズに切断できるようになりました。初めて購入した大同興業さんのメタルソーですが切れ味が良く、刃持ちが良いです。
コンビネーションの刃はバンドソーで使用していますが、メタルソーでは使用したことがありません。
今回取り付けたピッチ5のメタルソー
- メーカー:大同興業
- 製品名:DAIDOオリジナルスペシャル・メタルソー
- 外形:315mm
- 厚さ:2.5mm
- ピッチ:5
【クーラントポンプの故障】
以前、クーラントポンプのモーターは問題なく回っていてもクーラントが出ないという故障があり、新品を購入したとしてもポンプ本体の脱着作業や配管、配線などの作業があるので、その前にポンプをバラバラに分解して組み立て直したところ完璧に治りました。原因は中のバネで押しているパッキンが少しずれている単純なもので、現在も新品のような馬力でクーラントを上げてくれています。
機械本体はがっしり丈夫な構造で質感もよくポンプ以外の故障は現在まで全くありません。
【切断機の移動に便利な機能】
こちらのような狭い工場で、定位置にセットできない場合にとても便利な機能があります。
正面の上左右のパイプを引き出して持ち上げると後ろの車輪で機械を移動できるようになっています。