HO_CADで角丸の展開図を作成とJw_cadの思い出

SUS316 5.0mm 角丸の板金展開図です。DOS時代のJw_cadのインターフェイスそのままのHO_cadは直感的に手が動くので、マンガを書く感覚で使用しています。
AutoCAD LT もインストールされているのですが、読み込み専用になっている状況です。
 

 
CADのバックを白色に変えて板をたしています。外側を切断して、斜めの線をプレスで押します。
もう少し小さいものならこちらののプレスでも加工できるのですが、この時は、他の工場でプレスをお借りして曲げ加工をしました。
角丸はダクト関連や、セメント工場などの粉体装置、ライスセンターなどでよく使われると思います。

 

流れとしては、①展開図→②板に罫書き→③切断→④プレス曲げ→⑤組立溶接になりますが、
現在では、レーザー加工機及びプラズマ加工機にPCから直接DXF等で展開図データーを送り、②を省略して、③を自動切断している場合が多いと思います。

①の展開図も以前は紙に各種定規で描いていましたので大変でした。その後jw_cadを建築関係の雑誌で見つけ、中古のパソコン(5インチフロッピーで鍵付)を購入、失敗を重ねながらニフティ-サーブからやっとJw_cadをダウンロードできましたが、圧縮ファイルの解凍でもてこずりました。当時OSはMS-DOS3.3C~Dでファイル名やconfig.sysがおかしいとパソコンに怒られながらやっとJw_cadが立ち上がった時の感動は今でも忘れられません。

二次元汎用CAD